どこまで上がる?燃油サーチャージ

原油価格の高騰に伴い今年から航空運賃のほかに燃油サーチャージがかかるように
なったことは、みなさんも良くご存知の通りですね。
でも、ここにきて更なる原油価格の値上で、航空会社各社が続々と燃油サーチャージの
値上げにふみきっています。
例えば日本航空では7月1日発券分より、次のようなサーチャージの値上げが発表されています。
http://www.jal.co.jp/other/info2004_1224.html
<6月30日発券まで>
日本?韓国・香港、福岡?上海 500円
日本?台湾・フィリピン・ミクロネシア・中国(福岡?上海を除く)1,000円
日本?インド・インドネシア・シンガポール・タイ・ベトナム・マレーシア 1,800円
日本?北米・南米・ハワイ・欧州・中東・オセアニア 2,500円
ニューヨーク?サンパウロ、バンクーバー?メキシコシティ 1,500円
<7月1日発券より>
日本?韓国、福岡?上海 700円
日本?香港 1,200円
日本?台湾・フィリピン・ベトナム・ミクロネシア・中国(福岡?上海を除く) 1,300円
日本?インド・インドネシア・シンガポール・タイ・マレーシア 3,600円
日本?北米・南米・ハワイ・欧州・中東・オセアニア 5,000円
これはあくまでも1区間の金額なので、往復すると値段は倍になります。
アメリカ大陸線やヨーロッパ線は往復で1万円にもなってしまいますが、同じく
ハワイやオセアニアも往復1万円というのは飛行時間を考えると、かなり割高な気がしてしまいます。
成田空港使用料を空港の券売機で買っていた時に比べて、今は航空券を買おうと思うと、
航空運賃の他にかかる諸経費が予想以上に高くて驚いてしまうし、更に家族が多いと
「え?、こんなに追加料金を払うの?」っていうくらいびっくりする値段になってしまいますよね。
もし7月1日以降に東京発ハワイ行きの悟空のチケットを買った場合、追加料金はこのように
なります。
・成田空港使用料 2040円
・アメリカ出入国に関する諸税 50.65ドル=約5,600円
・燃油サーチャージ 10,000円
・航空保険料   600円
合計 18,240円
もし家族4人で旅行するとなると、何と72,960円の追加代金になってしまいます。
悟空の運賃は安い時だと53,000円で買うことができるので、実に合計金額の4分の1は
TAX等の諸費用ということになってしまいます。
せっかく安い航空券を見つけても、この諸費用の高さを見るとがっくりきてしまいます。
恐らくこの原油価格の高騰はしばらく続きそうな感じがしますね。
早く値下がりして燃油サーチャージなんていう余計な出費はなくなってもらいたいものです。
それから便乗値上げも断固お断りだわ!
でも、この燃油サーチャージ、航空会社によってかなり開きがあるんですよね。
同じハワイ線でもノースウエスト航空なら往復でJALの半額の5,000円という金額。
家族4人で2万円も違うなら、私だったらJALじゃなくてノースを選んじゃうかもしれない。。
今度乗るシンガポール線だって、JALの7200円に対してノースなら3600円でこちらも
半額。何で航空会社によってサーチャージ額が違うのかしら?
ノースがJALに追随して値上げの申請をしなければいいなぁ。。

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