いざ、平渓線逆回りの旅に出発?
まずは終点(今回は始発駅だったけど)の菁桐(ジントン)駅から5分ほど列車に揺られ、次の平渓(ピンシー)駅で下車しましょう
おおぅ、すでに天燈が幾つか空に上ってるね!
天燈上げといえば同じ平渓線の十分が有名だけど、今日のバスの混雑具合を考えると、十分には大勢の観光客が押し寄せているはず。それなら、のんびりした雰囲気の平渓で天燈上げしちゃう?
線路の両脇に何店かあるおをのぞいたら、どうやら均一価格のようなので、たまたま声をかけてきたお姉さんのお店に入ってみました。このお姉さん、天燈を上げるシーンをたくさん写真やビデオに撮ってくれて、しかもかなり上手でラッキーでした!
単色150元・4色200元(750円)の平渓天燈。欲張って4色(四色祈福天燈)をチョイスしたんだけど、色選びからあーでもないこーでもないと楽しい
旅友さんと「赤の健康は絶対にハズせないよね、それから黄色の金運も、あと何だろう?商売繁盛はいらないから、仕事運の青を入れとく?おっと、恋愛成就のピンクも忘れずに」と私利私欲が渦巻く会話・笑
今更ながら気づいたけど、の紫の単色天燈を上げていた親子は合格祈願のチョイスだったのね。なんだか微笑ましいなぁ
お習字のように筆を墨汁にひたして一気に書き上げます。めざせ☆美BODYとか元気にエクササイズとか、かな?りイタイんだけどどうせすぐに空に飛んでいっちゃうし、日本人は今のところ自分たちだけだから何を書いてもわかんないだろうし(たぶん・笑)
ウケるよね?なんて笑いながら書き上げた天燈。お店はお客さんが2組しかいなくて、ゆっくり書かかせてもらえたのが良かったなぁ。
さて、いよいよ天燈を上げましょう!火をつける前にまずはぐるっと回って4面全部の写真撮影。
お姉さんが中の燃料に火をつけると、あっという間に天燈が膨らんで今にも空に飛んでいきそうです
いち・にの・さん!で手を離すと
我々の願いを込めた天燈が舞い上がっていきました! 200元(750円)でずいぶん楽しませてもらって、大満足の平渓の天燈上げ体験でした
さて次はお昼も過ぎていることだし、ここ平渓で何か食べていきましょう!この看板すぐ近くのお店がお薦めとの情報をうけ探したところ、平渓駅からものの1分で発見
行列が出来てた鉄道熱腸 看板には日本語でうまいて書いてあるし。
ちなみに、反対側のソーセージ屋さんもこれまた大人気のようです。
すごいボリュームのソーセージ、これが店頭でジュージュー焼かれていて何とも食欲を誘う香りが漂っています。
ソーセージは1本100円、名物の大腸包小腸も200円と思いっきりローカル価格でうれしいね。
おばちゃんが手際よく大腸包小腸を作っています。大腸で小腸を包む?なんだか漢字を見ると凄いことになってるけど、もち米を腸詰め状にしたパンのようなもので腸詰め(ソーセージ)を挟んだ、ライスホトドッグという感じかしら?
白いのはスライスされた生ニンニク、もちもちとしたごはんの食感にプリプリのソーセージと香辛料が独特の風味を醸し出しています。
ソーセージのトッピングは全部のせ、香草やニンニクたっぷりで刺激があまり得意でない方はトッピングを大人しめにしたほうが良いかもw
こちらは五味香鶏排 揚げたての芳ばしい鶏の唐揚げは美味しかったのだけど、いかんせん量が多すぎてほとんと食べられず残念でした。
これは平渓のマスコットなのかな?雨にもかかわらず観光客の多い平渓老街です。
口の中がニンニクで大変な事になってるから、鉄道熱腸の反対側にある甘味屋さんに入ってお口直しをしましょうね。
ここでも欲張って芋園に緑豆・紅豆・大紅豆ののトッピング全部入り、冷たいバージョーンをオーダーしてみました。
見た目はかき氷しか見えないけど、
氷がいい感じで溶けて、優しい黒糖の甘みともちもちの芋園とお豆さんにさっきまで火照っていたお口が癒やされます・笑
ファミマもある、そこそこ人の多い平渓老街のメインストリート。静かだという平渓にこれだけ人がいるんだから、更に人気の十分はどれだけ混雑しているんだろう?
ちょうど平渓駅に菁桐(ジントン)行の列車が入ってきました。この列車は終着駅の菁桐で折り返し、再びこの平渓へやってきます。そして、この平渓駅のプラットフォームでは、菁桐と反対方向の十分や瑞芳へ向かう乗客がすでに列を作っていました。
あれっ、どうせ同じ列車に乗るなら、一旦反対方向のの菁桐息の列車に乗って、そのまま折り返してくれば確実に座れるよね?と列車に飛び乗り、
目論見は大正解・笑、菁桐を発車した時は比較的余裕のあった座席が、
平渓ではあっという間に満席になってしまいました。当初は十分も訪れてみようと思っていたのだけれど、平渓の賑わいよう、そして十分の混雑振りを心配して、今回は十分は素通りすることにしました
案の定、車窓から眺めた十分老街は人・人・人で埋め尽くされていました
十分駅からも大勢の人が乗り込み、まさに通勤ラッシュ並の平渓線、まったくもって端午節4連休の日曜日を甘く見ていましたこれは天燈を上げるのも時間がかかるでしょうね。
観光地として有名な十分で下車しなかったのは残念だけど、ここで列車を降りちゃうとまた乗るのが大変そうだから、十分はまた次の機会、台湾の休日や祝日ではない日に訪れてみましょう