バリ島を訪れる旅行者にとって頭の痛い心配事の一つが移動手段の確保ではないでしょうか?検索するとブルーバードタクシーの偽物やメーターごまかしなど、トラブルの話しが出るわ出るわ。誰だってぼったくられたらいい気分しませんもんね。しかも今や東南アジア最大級のタクシー配車アプリのGrabがバリではいたる所で利用が制限されていたり、比較的トラブルが少ないと言われるブルーバードダクシーが空港乗り入れ禁止だったり。それって旅行者にとって全然優しくないじゃん。
最大の難関、デンパサール空港からホテルの移動は無料シャトルバスのあるヒルトンガーデンインに泊まったので何とかクリア。でも翌日はヌサドゥアのグランドハイアットまで移動しなくちゃならないので、移動方法についてご飯よりもホテルよりもGrabやブルーバードについての方がたくさん調べたと思う。
今回参考にさせていただいたサイトガイドブックに載っていない!?知ると得するバリ島タクシーのルール【タクシー利用禁止地区】
こちらを読むと、ことGrabとブルーバードはバリにおいて邪魔者なの?と読めるくらい。あ〜こわいこわい。
の前に、前日の深夜1時に到着してもう翌日はグランドハイアットへ移動しますが、その前に激安スーパーのAYUNADIへ。リゾートにはビールが欠かせない我が家、ホテルの1本500円近いビール価格に驚き、絶対に観光地価格であろうヌサドゥアに移動する前にビールの大量購入です。
ヒルトンガーデンインからアユナディは歩いて1キロくらい。ホテルを出るとすぐに空港の建物が見えてきました。
空港からホテルまでは500メートルくらいでしょうか?「深夜到着の場合、空港からホテルへ徒歩はお勧めしない」とホテルから事前アナウンスがありましたが、実際に歩いてみて納得。歩道のあちこちに大きな穴があって、これ夜だったら下のドブに落ちかねないもの。
地元民御用達のアユナディ。バラマキ土産になりそうなお菓子等もそれなりにあって、価格もヌサドゥアのスーパーに比べたらずっと安かったですね。
日用品の品揃えもそこそこあって、夫が整髪剤やら制汗剤を買い込んでました。
ビンタンビール330ミリの価格は1本27000ルピア(190円)。これはヌサドゥアのココマートの価格です。アユナディは18,000ルピア(140円)だったので、お店によってずいぶん価格が違うことが分かりますよね。
お昼ご飯はアユナディの前にある屋台のWarung Budeで。観光客は皆無、思いっきり現地の人たちに囲まれてのランチです。
メニュー看板にはソトアヤムやらミーゴレンやらが並んでたけど、実際にあるのはナシチャンプルだけだって。12時までプールで遊んでからのお買い物だったからお腹ペコペコ。なんでも良いのでお願いしま〜す!
ナシチャンプル20,000ルピア(150円)チキンと野菜と卵とココナッツミルクで炊いたご飯がうまぁ♪
ほんと、こんなご飯が日本にあれば毎日食べたいと思っちゃう。
お目当てのビールを大量に買い込み、お腹もいっぱい。重い荷物を抱えて歩いてホテルへ戻るには面倒ということで、バリに来て初めてGrabを呼んでみることにしました。
アプリを立ち上げてみると、アユナディ周辺のGrabは4,5台。ヒルトンガーデンインまではわずか12,000ルピア(100円)です。ものの20秒程ですぐにドライバーが見つかったけれど、その後「別な客を拾った」ということで敢え無くキャンセル。おそらくもっと遠くへ行く乗客が現れたんでしょうね。
バリでGrabを使うのはハードル高いのかなぁ?と困っていたら、すぐに次のドライバーが見つかりひと安心。
アユナディーからヒルトンまでは3分位で料金も100円ほどだったけど、ピーカンの天気の中大量に買ったビールを持って歩くのはしんどいのでここはGrabを頼んで正解。画像は空港前ですがブルーバードタクシーもバンバン走ってますね。
Grabなのでホテルの中へは入れないのか?と思いきや、堂々とロビー前まで車を寄せてくれ。スタッフに聞いたところ、ヒルトンガーデンインはGrabのホテル配車も可能なのだとか。
Grabのデンパサール空港への乗り入れはネット情報によると出来たり出来なかったり、正直良くわからないというのが現状のようです。なので、こと空港からホテルまでの移動はGrabは当てにしない方が良いかもしれませんね・
ちなみに上記はジャカルタのスカルノハッタ空港周辺です。自動車プールにGrabがウヨウヨいるのが見て取れます。バリに比べジャカルタでのGrabはストレスフリー。一説によるとGrabのピックアップポイントがスカルノハッタ空港にはちゃんとあるようです。
T3国内線のバゲージピックアップエリアでもバンバン宣伝されてるし。
ちなみに空港からジャカルタのグランドハイアットの料金は156,000ルピア(1200円)
しかし同じ条件でブルーバードタクシーのアプリでは128K〜147KとGrabより安い!タクシーはメーターなので一概には言えませんが、場合によってはGrabよりもブルーバードの方が安い場合もあるのね。そんなブルーバードタクシーで次はヒルトンからハイアットへ移動しました。
各国の乗車記録がひと目で分かるヒストリー。バリ島でも何ら問題なくGrabが使えるのが分かりました。でも、さすがバリ、約定料金が決まっているのにGrabの運転手から遠方の移動の際に「この値段は安すぎるから○○ルピアではどうか?」と逆交渉されることもあるらしい。また決済方法をクレジットカードにすると、こちらも約定料金以上の金額をドライバーが請求してきたりしてトラブルになることもあるようです。なのでインドネシア場合、Grabの決済方法はカード決済でなく、その場で支払が完了してしまう現金決済のほうが安心かもしれませんね。
またGrabは先述のようにすべての場所で乗降ができるわけではないので、Grabが利用できない場合、次に紹介するブルーバードタクシーアプリを併用されるのがオススメかと思います。