緊張のあまりほとんど寝られないのかと思いきや、5時にセットしたアラームに起こされるまでぐっすり眠れた東京マラソン本番の朝。
でも目覚めてからは流石に緊張したのか、ホテルを出るまで何度もトイレに行ったのに、スタート地点に到着した時点で再びトイレに行きたいような、でも我慢できちゃうかな?という状況に。Lブロックの公園の大行列を見て、この列に並ぶべきかどうか非常に迷いました。この時8時50分、スタートまで20分しかありません。
すっきり目覚めた当日の朝は体調もバッチリ!おにぎりとバナナと前の日にEXPOで購入したスポーツカステラとオレンジジュースの朝ごはんを済ませ、エネルギー補給は8割方完了!
こんなに早くチェックアウトするのは勿体無いなぁ〜と思いつつ、手続きを済ませ、大きな荷物はホテルに停めてある車のトランクへ。
指定されたGATE4までは1キロほど。ホテルから近くてよかった〜。
ランナーのみなさんが続々集まっています。
当日の天候は曇りで気温は4~5℃くらいだったでしょうか?寒がりの自分はダウンの下にフリース、ウインドブレーカー、Tシャツ、アンダーシャツにネックウォーマーとかなり着込んで向かいましたが、ダウンとネックウォーマーは預入荷物に、
たんすの奥に眠ってた茶色のフリースは、小池さんが紹介していたリユースの洋服ポストへ。スタート前後のわずかな時間しか着用してなかったけど、スタート前は寒かったのでフリースがあって良かったですね。
リストバンドのチェックポイント。ここから先に進めるのはランナー本人のみなので、夫とはここで別れました。
まるで空港のような厳重な荷物検査を受けた後は、ゴール後にピックアップする荷物袋を預ける指定のトラック番号を探します。会場内は凄い人で歩くのも大変なくらい。
ようやく荷物をトラックに預け、最後尾のLブロック(おそらくゴール予想タイムを6時間で申請した人がこの最後尾のLブロックになったと思われます)に到着したのはスタートの25分前くらいだったでしょうか。
指定の公園には長い行列ができていて、係員の方に聞くとトイレ待ちの行列なんだとか。
え〜、嘘でしょ!?もうスタートまで30分切ってるのにこんな長い列に並んで間に合うの?
ホテル出発前にトイレには何度も行ったから‘今すぐ’な状態ではなかったけど、なんとなく行っておきたい気もする、でもこんな長い列に並んで果たして間に合うのか?スタートしてからでもトイレはどこかで行けるんじゃないか?
しばし悩んで列に並ぶ事に決めました!だってLブロック以外だと整列時間までに自分のブロックに並べない人は最後尾=Lブロックからのスタートになるけど、自分は間に合っても間に合わなくてもどのみち最後尾のLブロックからのスタートだから気にすることないやと。
結果、これが大正解!多分ここでトイレに行かなかったら、常に関門通過時刻がギリギリだった自分は関門足切りにひっかかり、完走はできなかったと思います。
実は、スタートしてからゴールまでトイレには一度も行くことはなかったのです。
あれだけのトイレ行列は意外にサクサク進み、スタートに間に合った!
Lブロックでスタートを待つ人々と静かにその時を待ちます。
スピーカーから流れる君が代を荘厳な思いで聞きつつ、何となくスタートの歓声が聞こえたような、聞こえないような。
最後尾はスタート後もしばらく動きはなく、ノロノロと列が動き出したな〜と思ってもスタート地点の都庁までは遠いのだ〜。
10キロ付近でスタンバっていた夫による撮影。
Lブロックの我々がスタート地点を過ぎる頃、エリートランナーのみなさんはすでに10キロ地点まで近くまで到達しているというこの違い😅
おおう、ようやくスタートの看板が見えてきたよ!
9時10分にスタートの号砲が上がってから20分後、ようやくスタート地点を通過することができました。Lブロックってただでさえマラソン初心者で制限時間ギリギリに走る人が多いだろうに、スタートまで20分もロスタイムがあるのってすごいハンデだと思う。制限時間は7時間だけど、ロスを考慮すると実際は6時間30分で完走しなくちゃならないですものね。
小池知事に見送られて、いよいよ42.195キロの長い長い旅に出発です😅