東京マラソン完走記その5 事前に用意したもの

1月に判明した疲労骨折のため練習はほとんどできず気持ちは焦るばかり。時間があるものだからネットでアレコレ検索し過ぎてしまい、マラソン1週間前になると不安で眠れなくなってしまいました。

そこで敢えて完走記等は読まず、完走のためのヒント【ゆっくり走る、早く歩く】そして【5kmごとに5分ほど歩く】というアドバイスに従うことに決め、練習できない分せめて事前に用意できるものはしておこうと、マラソンについて全く知識がないながらもアレコレ用意してみました。

コンプレッションタイツはMust Wear

これは本番というより、普段の練習から使っていたワコールのスポーツタイツ、CW-Xフルサポートタイプです。

メーカの説明によると、

ジェネレーターモデル

ひざ・腰・股関節に加え、カラダを支えるのに重要なおしり・ふとももの筋肉までサポート。また、ふくらはぎの筋肉を下から支え上げるようにサポートします。急に止まる、スタートする、ねじるなど、スポーツ時に多い動きからカラダを守ります。
ストレッチ・吸汗速乾性素材であらゆるカラダの動きに追随し、さわやかなはきごこち。

もともと膝にも不安を抱えていたため、CW-Xは必需品でした。当日もさすがに大腿部の疲労は避けることはできなかったものの、膝やふくらはぎへのダメージはほとんどなく、今後もこのタイツは必ず着用したいです。

次にグローブですが、走っている間に暑くなったり寒くなったりした時にグローブの着脱で体温調整がある程度効いて、しかもグローブはポケットやウエストポーチに収納しやすくて、特に長い時間走らなくてはならない私みたいな初心者ランナーには必需品でした。そうそう、スマホを携帯する方はスマホ対応のグローブを着用なさるのが便利かも。

ネックウォーマーはこれも体温調節には役立つアイテムですが、東京マラソン当日はそこまで寒くはなかったので、朝だけ首に巻いて後は預け荷物の中に入れてしまいました。

メタックステープの効果は抜群!

受傷してからスタート当日まで練習はほとんどしなかったため、痛みはずいぶん収まっていたのですが、医師のアドバイスに従い痛み止めを飲んでの出場となりました。

また、1週間前にファイテンメタックステープメタックスローションを購入し、気になる部分にテープを貼ったり、マッサージの際はローションを使ったり、少しでも痛みが少ない状態でスタートラインに立てるよう調整をしつつ、

当日はこれでもか!というくらいメタックステープを貼りまくりました。多分30枚くらい😅
気のせいも多分にあるかもですが、練習の時は必ず痛みを感じた右腰や股関節、
大腿部の外側や臀部に全く痛みは生じず、マラソン後もメタックステープを貼ったアキレス腱や膝、足の外側部分はほとんどダメージがありませんでした。

これは自分としては効果絶大だったので、もし今後マラソン大会に参加するとしたら、メタックステープは毎回使いたいですね、ちょっと高いですが背に腹は変えられません(^_^;)

それから写真に写っているプロテクトJ1、これは靴擦れを防ぐためのローションですが、これも十分に効果を発揮してくれて、靴ずれのトラブルは皆無。途中、靴下の縫い目の部分があたって気になったのですが、豆もできることなくフルを走った後も足裏はきれいな状態でした😄

用意した補助食品はほぼ完食

制限時間ギリギリで完走を目指している自分は、最長で6時間40分は走らなくてはなりません。5時過ぎに朝ごはんを食べた後は、16時頃までお昼ごはんを食べることが出来ないので、途中エネルギー切れを避けるため事前にこれだけの補助食品を用意しました。

・エナジージェル×5本
・スポーツ羊羹×2本
・アミノバイタルプロ×8本
・あんぱん ・大福もち 

そしてこれらを6時間40分の間にほぼ摂取してしまいました!というのも、オフィシャルの給食はあったものの、私のような完走ギリギリのランナーが給食ポイントにたどり着いた時には、ほぼ給食は完売。実際に口に出来たのはミカンミニトマトのみでした。オフィシャルの給食ポイントで配布されてたはずであろう、あんぱんとか羊羹とか塩飴とか見てないですもん。

なので、私のような6時間以上かかるランナーの方は大会の給食を当てにしていたら大変な事になるかもれません。自分のエネルギー源は自分で用意した方がベターです!

よしみちゃんに感謝!

前日コンビニでたまたま買ったVC3000のど飴、念のためにとウエストポーチに忍ばせておいたら大活躍!エナジージェルを食べるまでじゃないけど、ちょっと口寂しいな〜という時に舐めてました。7,8粒は持ってたかしら?最後には全部なくなってました。途中、天童よしみさんの‘舐めたらアカン〜、舐めたらアカン〜’というフレーズが耳にこだまして、なんだかよしみちゃんにも応援してもらってるような気分でした・笑

ランニングアプリは良し悪し

東京マラソンを走ると決めてから使い始めたランニングアプリのrunkeeper

普段の練習では距離や時間の計測をこのアプリに頼り切ってたので、当日も当然のようにアプリを起動してスタートしました。でも直後にGPSが狂ったようで、全然違うタイムと距離を刻むようになり全く役に立たず😑
スマホの電池の消費は早いし時計を見るにもいちいちポーチから取り出さなくちゃならないしで、もし次回長い距離を走る機会があるのなら、次回はランニングウォッチが必要だなぁと実感しました。

最後の頼みの綱だったのは夫

そんなこんなでかなりのモノを用意はしたのですが、当日身につけたのはこのプーマのウエストポーチですから、あんな沢山のフードやスマホや予備バッテリーが入る訳はありません。てか、荷物が重すぎると気になって走れないし😅
因みにスタート時点でポーチに入っていたのは、、

・パワージェル3個
・スポーツ羊羹1本
・アミノバイタル5本
・飴5個くらい
・鎮痛剤と胃薬
・スマホ
・小型予備バッテリー
・ストッパ下痢止め ・バンテリン ・ティッシュペーパー

ですが、これでは足りない!と思った私は私設エイドステーションを設けることにしました・笑

それは地下鉄を乗り継ぎながら10・16・22・30・34・36kmと6回も沿道に現れて補給をしてくれた夫です。30キロ超える頃には最初に用意したジェルやアミノバイタルや飴が底をついてしまったので、途中途中で夫に補給してもらい、これは大助かりでした!

・・・と今回の記事を書いて思ったこと。ここまでしてやっと完走できたのだから、もし準備不足だったら東京マラソンは完走できなかったのかなぁ、自分はフルを走るには完全に走力不足なのかなぁ・・と。まあ、結果的に制限時間内にゴールは出来たのですが、次回があるなら、こんなに色んなものに頼らずに自分の実力で走りきりたいものだけど、でもやっぱり次回も同じように用意しちゃうかもしれません😅

 

 

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