前日の雨が嘘のように青空が広がった台北3日目。お目当ての邀月茶坊でまったりお茶をいただいた後は、猫空の中腹に広がる指南宮を訪れてみました。予備知識もほとんどなく訪れた指南宮ですが、素晴らしい景色と出会いに恵まれることができたのは、何かの導きだったのでしょうか。
邀月茶坊からミニバスに乗って指南宮へ。このルート、かなりお薦めです!興味のある方は↓をどぞ。
ロープウェイ乗り場で並んでた人はどこへ行ってしまったの?というくらい、ひっそりとした指南宮駅周辺。
台湾道教聖地のひとつであると共に仏教、儒教も祀る儒仏道教三位一体の寺廟でもある指南宮。寺廟が山の中腹に点在しているため、全部回るとしたら時間と体力が必要かもしれません。
それにしても我々の目的、純陽寶殿はどこにあるんだろう?案内板を見てもさっぱり分からないよ。間違った方向に行ったら戻ってくるのが大変そうなので、近くのお掃除のボランティアの方に聞いたところ、凌霄寶殿方面へ行きなさいと。
御札?お守り?おみくじなのかしら?キラキラしてとてもきれい。
そういえば、指南宮には「恋人同士で行くとそのカップルは必ず別れる」という言い伝えがあるらしく、でもウチラは女子旅だからそんな心配はないよね〜。
静寂に包まれた階段を降りていくと、目の前がひらけ、
台北101もバッチリの絶景が広がっていました!11月中旬で汗ばむくらいの陽気だけど、吹く風が心地よくて、お天気の日に来て良かったね。
純陽寶殿の手前にある凌霄寶殿は修復工事の真っ最中でした。でも数年前の写真を見ても修復工事中なので、もうずっとこんな状態なのかもしれませんね。
凌霄寶殿の内部には多くの神様が祀られ見ごたえがあります。道教をよく知らない自分でもなんだかここはすごいなぁと神妙な気持ちになました。
熱心にお参りをする人々。
凌霄寶殿からの厳かで素晴らしい眺めを堪能した後は、いよいよ目的の純陽寶殿へ向かうのですが、またもや純陽寶殿の場所が分からない。でも、指南宮にはボランティアが多数いて、場所を尋ねると皆親切に教えてくれました。
さらに長い廊下を下った先にようやく純陽寶殿を見つけました!でも我々の本当の目的はその更に奥にある指南宮濟世會です。
こちらで祭改を行いました。
素晴らしい師との出会い、祭改を終え清々しい気分で眺めた純陽寶殿からの眺めもまた絶景なり。
次回師に会えるかどうかは分からないけれど、天気に恵まれた日に猫空の茶園と共に再び指南宮を訪れてみたいな。