ヒルトン大阪の感想

1回の旅行でホテルを移動する場合、できればよりよいホテルを後にしたいと思うのは
私だけかしら?だって初めにいいホテルに泊ってしまうとその次に泊るホテルが何だか
貧弱に見えそうで(笑)
今回の宿泊も本来ならヒルトンを1日目にリッツを2日目にしたいな・・なんて思っていました。
私の中ではリッツ>ヒルトンでしたので。
でも一休で見つけたリッツの格安プランは28日が29,000円で29日は44,000円!
1日違うだけでこれだけ値段が違うのってすごいわよね・・・
逆にヒルトンは28日が19,700円で29日が16,500円と29日のほうが安かったのです。
これだけ金額が違ってくるともう選択の余地はないわよね・・・ということで
1日目の28日にリッツ、2日目にヒルトンをもってきました。

大阪のヒルトンはHHゴールドへの待遇があまりよくない、エグゼクティブラウンジへの
アクセスもつけてもらえない等の噂を聞いていたので、事前にデラックスルームへの
アップグレード、ラウンジアクセス可のコンファームはいただいていたのですが、
あまり期待はせずリッツからヒルトンへ向いました。

地下からロビーへ入った第一印象は
「う~ん、ちょっと古っぽい感じ?ビジネスホテルみたい?」
(まあヒルトン大阪はビジネスで利用する方が多いのでしょうけれど)
今年で20周年のヒルトンと1997年オープンのリッツを比べるとヒルトンが
古っぽく見えてしまうのは仕方ないですよね。
それにコンセプトの違うリッツの豪華なパブリックスペースと比べるのは酷というもの。
ハード面はやはりリッツに軍配が上がってしまいますが、ヒルトンはソフト面で
多少の古さは充分にカバーされていたと思います。
ロビーエリアにはスタッフが多数配置されていてゲストの動きを観察し、
ゲストが何かリクエストをしたそうな素振りを見せるとすかさず飛んできて
「お客様、何かお手伝いをいたしましょうか?」
「お客様、何かお探しですか?」
と声をかけてきます。まあこれがあまり度が過ぎると
「うるさいな」という感じになってしまいますが、
スタッフからは
「お客様に何かしてさしあげたい・お客様のお役に立ちたい」という
雰囲気がとてもよく感じられました。

フロントの対応もきちんとしていて、チェックインの際に多少予約の行き違いが
あったのですが、こちらの要望をよく汲んでいただきました。
部屋へ案内していただいたベルさんにしても、ドアマンにしても平均点以上。
それからチェックアウトの時に体調を崩したさくらがロビーで
「気持ちが悪い、ゲーが出そう!」というので慌ててスタッフにお願いして
ビニール袋をもらいました。
幸いさくらも吐くことがなく落ち着いてホッとしていると
「お客様大丈夫ですか?お子さんにお水をお持ちしたのでよかったらどうぞ。
 薬もありますがご用意致しましょうか?」
先ほどビニール袋をお願いしたスタッフが心配して水を持ってきてくれたのです。
薬は自分で持っていたので丁寧にお断りしましたが、この気遣いは
うれしかったですね。このスタッフはリムジンバスの乗り場まで荷物を運んでくれ
お見送りまでしてくれました。
ヒルトン大阪のスタッフは女性よりも男性のほうが多いようですね。
エグゼクティブラウンジの男性スタッフもとても感じのよい方ばかりでした。
ラウンジの様子はまた後でUPしますね。