私達が泊まったベトナムの片田舎、アンバンビーチにある1泊4000円のホームステイがどんなに楽園だったかを紹介する前に、トリップアドバイザーでも評価の高い、アンバンビーチの住宅街にひっそりと佇む、パープルランタンレストランについて書きたいと思います。
今回の旅もまたもやローコスト
キャセイの遅延により乗り継ぎ失敗!?かと思われたダナン到着ですが、アンバンビーチの滞在を少しでも長く満喫したい!という思いが通じたのか?3年前よりずっと近代的になったダナン空港に当日中に降り立つことができたのはラッキー!
宿泊先に手配してもらったドライバーさんに無事ミートした後は、空港のATMでドンを引き出しましょう。
滞在費の安いベトナムでは食費や移動費もほとんどかからず、結局このあとホイアンで10000円を引き出して、わずか20000円で3泊4日の食べて飲んで移動してが賄われてしまいました。
便利なGAICAカード
現地ATMの引出しはGAICAカードを利用しました。前もって自分の銀行口座から必要な分だけ金額をチャージするシステムでこれはとても便利!Grabといい、口座から前もってチャージ額が設定できる外貨引き出しカードといい、全く便利な世の中になったものですね。
それから今回の旅費もアンバンビーチの宿泊費が安かったお陰で、夫と2人の航空券と宿泊代、現地滞在費や日本での交通費、香港での滞在費など計算したところ総費用は16万円ほどでした。お盆にかかる4泊6日の日程がすべて有償だったことを考えれば、いつもながらのローコスト旅。最後はシートだけだったけど、ビジネスクラスでぐっすり眠れる事ができたのもラッキーでした。
アンバンに到着
ダナン空港からアンバンビーチまでは30分くらい。それを考えれば320,000ドン(1600円)は妥当なところかしら。降り立った空港で自分の名前が書かれたボードを持ってドライバーさんが待っていてくれるのは安心感があるものね。
ダナンからホイアンへ向かう幹線道路から横道に入り、穏やかな街並みが見えてくればそれがアンバンの村です。更にちょっと分かりにくい住宅街の中に車は入り、お目当てのパープルランタンレストランが見えてきました。
薄暮のアンバンに佇むレストランの入り口。
その更に奥まった緑に囲まれた場所にある、たった2部屋のビラ。
さっぱりとしたライムジュースのウエルカムドリンク
オーナーのNaが滞在中の説明をしてくれました。
ウェルカムドリンクにはほとんど口をつけず、部屋のミニバーの中にあった1本100円のラルーで無事の到着を乾杯!
吹き抜ける風が心地よいアウトドアのテラス。ああ、やっとこの空間に戻ってきたね。
評判通りの美味しさ、パープルランタンレストラン
小腹も空いてきたので、夕食はさっそくビラに併設された(といよりビラがレストランに併設されている)徒歩10秒のパープルランタンレストランに出向いてみましょう。
オープンエアのカジュアルなレストランは欧米人でほぼ満席です。
店の名前のパープルランタンが穏やかな光を放っています。Naによると、レストランをオープンしてから約4年、口コミを見て訪れる日本人も大勢いるのだとか。
人気の理由はリーズナブルな価格設定もあるでしょう。カクテルは300円台、ビールに至ってはなんと100円台と、値段を気にせずいくらでも呑んだくれることができます♪
もちろんお料理もほぼアンダー500円
普通はお高め目なエビ系の料理も500円以内で、今回はエビばっかり食べてました笑
これは少しだけ値の張るシェアリングプレート、といっても750円くらいです。ホイアン名物の揚げ春巻きやイカリング、パパイヤサラダ、香ばしく焼かれた帆立など。ビールがすすむこと間違いなしです!
〆は大好きな空芯菜炒め、180円。もうこれが素晴らしく美味しくて、さすがパープルランタンレストランという感じです。
お料理2品とビール3本でお会計は1200円ほど。
お値段が安いのでカードの出番はほぼないかと思われますが、クレジッドカード払いもOKです(ただし手数料が3%かかる)
これは別な日に頼んだエビとカシューナッツの炒めものと、シーフードフライドライス。
てっきりチャーハンかと思っていたら、シーフード炒めにガーリックライスが添えられた一皿で、もうこれはホントおすすめ!ああ、また食べたい。
甘めに味付けされたパパイヤサラダ。もう何を食べても美味しい。
ただ、外国人を意識しているのか?生春巻きには香草が入ってなくて、これは自分的にはちょっとパンチが足りない感じでした。
夫が頼んだチキンカレー。日本のカレーに近い風味で、タイカレーをイメージしていた我々は肩透かしを食らった感じ。でも、こういう事を含めてパープルランタンの食事は全制覇したいなぁ。
パープルランタンを目指しホイアンやダナンからわざわざタクシーでやってくるツーリストも大勢いるようです。
そんな大満足な夕食のあとは、アンバンビーチのメインストリートをブラブラとお散歩。3年前よりお店が増えてるけど、相変わらずのんびりとした雰囲気です。
懐かしい小道を見つけました。家族4人で泊まった3年前のアンバンビーチハイダウェイの入り口です。
懐かしくって思わず中に入ってしまいそうになりました。今はLITTEL FAMILY HOMESTAYと名前が変わっていました。
3年前の様子は→An Bang Beach Hidaway Homestay
建設ラッシュの続くアンバンビーチでは同じようなホームステイが次々にオープンしています。
ひとしきりお散歩した後は、朝も早かったので蚊帳をつったベッドで休むとしましょう。