Day3 念願のモニュメントバレーからレイクパウエルへ

このところホーチミンの美味しいもの紹介でお腹いっぱい状態が続いているので、ふと懐かしくなったアメリカグランドサークルの事を気分転換で書いてみることにします。

2016年3月のアメリカグランドサークルの旅3日目は、まだ見ぬ海外というか観る度にアメリカへ行ってみたい!と思わせてくれた伝説の番組、アメリカ横断ウルトラクイズに度々登場した念願のモニュメントバレーをいよいよ自分の目で見ることになりました!

クラブツーリズムで指定されたアリゾナ州フラッグスタッフのクオリティイン。おそらく1泊70ドルくらいなんだけど、周遊旅行でモーテルとして泊まるに十分なホテルでした。

宿泊代に込みの朝食は野菜はないし品数は少ないものの、こんないかにも‘アメリカン’なワッフルが焼けてこれはこれで雰囲気があってよかったなぁ。

今回のグランドサークル周遊で2000キロ以上お世話になった快適なモーターコーチでいざ250キロ先のモニュメントバレーを目指しましょう!

モニュメントバレーまでは約3時間。途中の風景はひたすら荒野が広がっています。

途中には小さな町もちらほら見え、

そのうちのひとつの集落、フラッグスタッフから80キロ地点のキャメロントレーディングポストでバスは小休止となりました。

荒野の中にあるキャメロントレーディングにはモーテルやレストラン、お土産屋さんがあり、長旅の途中の絶好のブレイクタイムポイントです。

かつてはナバホインディアンの居留地だったこの地域の伝統的なお土産など購入することもできました。

荒涼としたアリゾナの地で歴史に思いを馳せるの図

いかにもアメリカ映画に出てきそうな風景

バスはさらに荒野の一本道をひた走り、

車窓には独特な形をした山?岩が点在する景色に変わってきました。今この記事を書いていて高校の地理の時間で習った‘メサ・ビュート’という単語がふと蘇ってきて懐かしいなぁ。きっとあの岩はビュートだよね。

高校生の頃、まだ見ぬアメリカへの憧れを抱きながら毎週楽しみにしていたアメリカ横断ウルトラクイズの地に自分も立つことができそうです。

うわ〜、本物のモニュメントバレーだ!

モニュメントバレーでバラマキクイズは勘弁だけど、本物のモニュメントバレーの地に自分も立つことができて感激です!

モニュメントバレーの説明はアリゾナガイドさんの記事をご参考くださいませ。http://www5f.biglobe.ne.jp/~azguide/powell.htm

アメリカの壮大な『原風景』

地平線まで続く広大な荒野に、そびえ立つ数々の巨岩。これまで数々の映画や写真が撮影され、見る者、訪れる者すべてを圧倒させ、感動させる風景がここにあります。モニュメントバレーです。

モニュメントバレーは、荒野の中にある広大な自然公園です。ここにはビュートと呼ばれる巨大な丘をはじめ、様々な種類の岩を見ることができます。

まずはビジターセンターの横からこの壮大な風景を見下ろしてみましょう。写真や映像で見るよりもはるかに大きく、はるかに迫力ある風景に誰しもが驚かされることでしょう。

ふと見下ろすと公園内の一本道を一台の車が走ってる、

なるほど、Own Riskで通行も可能なのね。

我々もOwn Riskで赤土の平原へ(平原だと思ってたけど、何気にアップダウンがあり息があがる)足を踏み出します。

ビュートがめっちゃ近くて感動!

やばい、感動して涙が出そうです。

足元の土というか砂はまるでビーチのようにサラサラしていました。

旅の仲間と記念写真

小一時間ほどトレイルした後は、名物モーテル、グルーディングロッジへ向かいましょう。

モニュメントバレーの中に立つ一軒宿のグルーディングロッジ。ここで見るモニュメントバレーに昇る朝陽が感動的なんだそう。私も次はここに泊まってオレンジ色の太陽が地平線とビュートの間から登ってくる風景を見てみたいな。

グルーディングロッジではナバホインディアンの名物料理、ナバホタコスをいただきました。

いかにも‘アメリカン’な風景ですよね。

感動のモニュメントバレーの後は再びモーターコーチで荒野をひた走り、今夜の宿泊先のペイジへ向かいますが、その前にこちらもアメリカ横断ウルトラクイズの舞台になったレイクパウエルを訪れてみました。

コロラド川を堰き止めて造られたレイクパウエルは人造湖で、そのレイクパウエルを造り出したグレンキャニオンダムを間近で見てきました!

画像ではうまく表現できませんが、ダムの大きさや水量の多さと川との高低差の圧倒的なダイナミズム

グレンキャニオンダムは、アメリカ合衆国西部への水の供給及び発電を目的として1956年10月に着工され、それから約10年の年月をかけて1966年9月に完成しました。さらに、キャニオンに水が溜まり始めてから満水になるまでは実に17年もの時間がかかったのです。これらの数字からも、グレンキャニオンダムがいかに巨大なプロジェクトだったかがよく分かります。

コロラド川にかかる橋もまたスケールが大きく、実際に橋の真ん中に立つと足がすくみます。

エクストリームデンジャー ・・・だよね。

下流を眺めたところ。

遠くから見るとこんな感じで、自分はあの橋の上にいたと思うとやっぱり今でも足がすくみます。

高台からレイクパウエルを眺める。ここでアメリカ横断ウルトラクイズのロケがあったのはもうかれこれ30年前くらいかしら?

フラッグスタッフを出発して500キロは走ったかしら。今宵の宿泊先、ペイジへ向かいましょう。

 

 

 

 

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)