私がビジネスクラスに初めて乗ったのはもう15年くらい前のことですが、
その時すでにビジネスクラスはCクラスと呼ばれていました。
今まで気にも留めなかったCクラスという呼び方、Cクラスと呼ぶ理由があることに
昨日初めて気がつきました。
元々Cクラスは今はなき?パンアメリカン航空が昭和40年代後半にエコノミーノーマル運賃と
ディスカウント運賃の乗客の差別化をするために『Clipper Class(クリッパークラス)』という中間クラスを設定して、その頭文字のCを取ってCクラスになったそうです。
今まで何の不思議もなくCクラスと呼んでいましたが、こんな理由があったんですねぇ。
クリッパークラスの乗客にはマンハッタンからJFK空港までのヘリコプターサービスがあって、
そのヘリコプターに乗りたいがためにクリッパークラスを予約した人もいたそうです。
パンナムが中間クラスを導入したのに続き、日本航空も『たちばな』を導入したそう。
ちなみにFとYはどのように付けられたかというと、元々飛行機の座席にはファーストクラス
しかなく、その後2クラス制になってエコノミークラスが登場した時に、エコノミーのEは
アルファベット順でFより前にきてしましまうため、Fより前に来るのはまずいんじゃないか・・ということでEではなくYと表記するようになったそうです。
こういうエピソードって面白いですし、知らないことも山のようにあるんでしょうね。