バニラエア欠航(遅延)の顛末 その2

今夜中には成田へ帰れる!という期待も空しく、あえなく欠航となってしまったJW910便成田行き。さあ、これからまた一仕事だわダッシュの前に、バニラエアの欠航および大幅な遅延時の対応を再確認してみましょう。

Q。台風や降雪など天候による大幅な遅延・欠航の場合、払い戻しはできますか?
ご購入された運賃タイプにかかわらず、悪天候(台風や降雪)など不可抗力な理由での便の大幅な遅延・欠航が発生する(した)場合は以下の方法で対応をいたします。
(1)空席のある自社便便への振り替え(ANAグループ便を含む、他社便への振替は行いません)
(2)払い戻し

至ってシンプルですね。天候による欠航となっていますが、バニラエア都合の欠航でも基本的に対応は同じかと思われます。
一方、前述の俺氏のような場合

このケースでは俺氏がエアドゥのチケットを入手する時点(おそらく20時頃だと思われ)でバニラから正式な遅延や欠航のアナウンスはないので、JW910便のキャンセルはお客様都合、よって払い戻し対応はなしとなってしまいます。
でも、他社便の最終便出発時刻が迫りつつある中、今夜中に東京に戻る必要があるため、返金を諦め他社便のチケットを新たに買いなおした人も相当いるはず。
けれど後になって思うに、20時の時点でJW909便は成田を離陸できていない訳だから、折り返し成田に飛んでも都内行きの公共交通機関は走っていない、それをバニラは把握していたにも関わらずその状況を乗客に告げないってどうなんだろう?
更に言えば、チケットを破棄せず保安検査場を逆流していた人は大勢いる訳(これも後になって知った)で、俺氏もチケットを破棄せず保安検査場を逆流していれば、バニラは30日内であれば払い戻しをしてくれるので、俺氏も払い戻しの可能性があったはず。
バニラエアのマネージャー氏によると、今までも何回か台風だったり大雪だったりで欠航や遅延のトラブルはあったけれど、今回のような全く状況が読めないケースは初めてだったそう。

成田空港の周辺では29日夜、濃い霧が発生し視界が悪くなったため、午後10時半までに合わせて5便が欠航するなど影響が出ています。
成田空港会社などによりますと29日午後6時ごろから空港周辺で濃い霧が発生し、視界が悪い状態が続いています。
この影響で午後10時半までに成田空港を出発する国内線と国際線、合わせて5便が欠航を決めたほか、9便が着陸する空港を成田から羽田空港や関西空港に変更しました。
成田空港は離着陸する予定の航空機がまだ残っているため、騒音対策で通常は午後11時までに制限している離着陸の時間帯を30日午前1時までに延長することを決めました。

これは11月29日23時ごろのNHKニュースからの抜粋ですが、成田空港が離着陸の時間を午前1時まで延長するくらい通常ではない状況と考えれば、確かにある意味バニラエアにとっても気の毒な事態だったのかもしれません。
さてさて、欠航が決まった時点でも実はあんまり切羽詰まっていなかった私。理由は今夜は飛ばなくても翌朝早く、たとえば午前6時頃には成田に向けて飛ぶんじゃないか、それならびわんさんに教えてもらった空港温泉で仮眠をして、あと数時間過ごせば再び搭乗できる・・・ずいぶんとお気楽に考えていました。
しかし、その後のバニラエアからのアナウンスは
本日のJW910便成田空港行きは欠航ではなく遅延となります。新しい出発時刻は11月30日14時45分です。なお、明日11月30日JW902便・新千歳発10時15分発へお振り替えご希望の方は1階到着ロビーのバニラエアチェックインカウンターにてお振り替え手続きを承りますので、カウンターまでお越しください
聞いてびっくりぎょ てっきり早い時間に飛べるとばかり思っていたのに、14時45分に大幅な遅延・・・って千歳温泉で仮眠なんてしてたら疲れちゃうよ~~~汗 これはいち早く10時15分発に振り替えしなくちゃダッシュ

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