台湾旅の2日目は猫好きの夫に喜んでもらえたらいいなと、前回5月にも友達と行った猫村の猴硐(ホウトン)を再び訪れてみよう!という計画です。
台湾で何が良いかと言えばご飯が美味しいのはもちろんだけど、公共交通機関も便利で安くて気軽にあちこちへ出かけられるのがGoodですね!
前回は台北からバスに乗って平渓線の終着駅、菁桐駅(じんとん)からスタートした平渓線の旅(図の青とオレンジのルート)ですが、今回は逆廻りというかむしろこちらが通常ルート(緑)の台北駅から台鉄に乗って猫村を目指してみるコースを選択。
実は台北駅の正面に行くのは初めて!さすが台湾を代表する都市、台北のグラントセントラルだけあって立派な建物です。
吹き抜けの駅構内はお掃除が完璧にされていて床がピカピカ。休日だからなのか?東南アジア系の若者たちが集まり床に座って談笑したりご飯を食べたり。
おおよそ駅の構内とは思えない雰囲気を醸し出していました。
台北から猴硐(ホウトン)へは、九份の入り口・瑞芳駅で一旦下車しローカル線の平渓線に乗り換えるのが一般的です。しかし平渓線が1時間に1本のため、接続によっては瑞芳での待ち時間が長くなるのがネック。
でも、1日に何本かは乗り換えなしの直通で猴硐(ホウトン)に停車する列車があることを台鉄の時刻表で見つけ、さっそく利用することに。
列車の名前は莒光号(きょこうごう)。特急の自強号に比べると停車駅の多い急行扱いの列車だそう。
(*莒光号でも猴硐を通過してしまう列車もあるので注意)
ではさっそく窓口でチケットを購入しましょう!
窓口は英語も通じますが、前もってメモしておいた列車名と出発時間、行き先を係員に渡したところあっという間に乗車券の購入が完了!
窓口ではなく券売機で購入もできるようだけど、窓口で買ったほうがトラブルがなさそう。
猴硐までの所要時間は約1時間。座席指定の急行が67元(約260円)で乗れてしまうなんて、やっぱり台湾はすごい!
出発時間まであと30分以上あるから、改札を通る前に台北駅車内を散策してみよう。
セブンはよく見ると店員さんのユニフォームが日本と一緒だわ。
種類豊富なセブンのおでん。具材やスープは日本と同じ味なのかしら?
改札は台鉄と高鉄が隣り合っているので、間違わないように案内表示をよ~く確かめてっと。
台東行の莒光号が入ってくる4番ホーム。
台湾に行くと、特に地名なんかは漢字表記のほうが分かり易いですよね。
停車中の花蓮行き自強号。日本ではメロディーになって久しい発車のベルがジリジリと響き旅情をかきたてられます。
いよいよ我らが莒光号がホームに入ってきました!
うん~でも何だかこの列車、古くない?
乗り込んでみると、車内はまるで昭和の特急のようなレトロ~な雰囲気。
でも座席はゆったりしていてフットレストもあって中々快適です。
古いけれどお掃除がちゃんとされている清潔な車内。リクライニングもばっちり!
さっそくビールで乾杯♪
車窓の景色を眺めながらのんびり楽しむ台湾列車の旅。次回は駅弁も買い込んでもっと遠くまで行ってみたいな😀
そんなプチ列車の旅を満喫しつつ、台北から1時間で猫の村・猴硐に到着しました!